DOG

甘えん坊は注意!?それ分離不安かも!

by kuri | 2019.04.21 更新


皆さん分離不安というものをご存知ですか?

私が飼っている犬はすごく甘えん坊で、現在13歳の老犬になるのですが、
最近以前よりもさらに甘えん坊になってきてしまい、1日家を空けて帰ってきた際には
心配になるくらい元気が無く、調べてみたところ分離不安が原因かもしれないことがわかりました。

分離不安の多くは心身ともに成熟する1~2才頃と7才以降に起きやすく、特に注意が必要となります。
うちの子は飼い主がだいすきな甘えん坊と思っている方!そのまま放っておくと今後、わんちゃんにも飼い主さんにもよくないので早めに直してあげましょう!

分離不安

分離不安とは、犬がかかる心の病気のことです。飼い主と離れた際に不安から問題行動を起こすことを言います。

もともと群れで生活していた犬は、一人ぼっちの留守番は得意ではなく、飼い主が常にそばにいる環境で育った犬は特に分離不安を起こしやすいと言われています。

原因

依存

犬から飼い主への依存

子犬の頃から一匹だけでお留守番をする経験がないことや、生後3ヶ月くらいまでの社会化期と呼ばれる時期に家族以外の人と会う機会が極端に少なかったこによる社会経験不足から飼い主への依存心が強くなったことも要因の一つとして考えられます。

飼い主から犬への依存

昼間から夜寝る際まで常に一緒に過ごすなど、あまりにも密着した状態の日々を送ってしまうことで犬の自立を妨げてしまいます。また、過剰に褒めること、外出から帰ってきた際には「寂しかったね、ごめんね」と言って抱きしめるなど留守番をより大げさな状態にすることも分離不安の一因になってしまうことにつながります。

愛情不足によるもの

先ほどは愛情を注ぎすぎることが分離不安の原因つながると言いましたが、その反対に日頃の生活で十分に愛情を注がれずに育てられた犬も分離不安になることが多いです。そして愛情が十分な場合よりもさらに強く分離不安になってしまうと言われています。

血統的な傾向

「怖がり」「不安を感じやすい」などこれは性格的問題に思われがちですが、実はこうした気質は遺伝によるものとも考えられます。
先天的に分離不安にかかりやすい犬もいます。

健康上の問題

脳の疾患、甲状腺や副腎など代謝疾患など、行動そのものに変化を生じさせる病気もあります。

これまでの経験

子犬期に、親や兄弟と過ごすべき期間を早く引き離されたり、一人でいるときに大きな音がした、近所に雷が落ちたなどのトラウマが要因となることもあります。

しつけ不足

トイレのしつけが不完全であったり、留守番の経験がない場合も要因の一つとなると考えられています。

高齢化によるもの

高齢犬の場合は耳が遠くなったり、目が見えにくくなることによる不安感で分離不安につながる場合があります。
そのほかにも認知症や体の痛みが関係していることもあるので高齢犬の場合は特に注意が必要です。

上記のようなことが不安分離を引き起こす主な原因と考えられます

症状

吠え続ける

飼い主と一緒にいる際にはあまり吠え無い犬が、留守番中に吠え続けているようであれば分離不安の疑いがあります。
普段から外の物音にたいして吠えることのある犬は警戒心から吠えていると考えられるため、分離不安とは考えにくいです。

トイレの粗相

日頃はちゃんと決まったトイレスペースでできているのに、絨毯の上やソファの上などあちこちに粗相をしてしまっている場合は分離不安の症状と考えられます。

物を壊す、散らかす

家具やクッションが噛まれて壊されたり、ゴミ箱がひっくり返され散らかっていることも症状の1つです。

震える

犬は、寒さ以外にも不安を感じて震えることもありあます。飼い主さんの外出の気配を感じた犬が震えていたら分離不安の恐れがあります。

用意したフードを全く食べ無い

普段は食欲があるのに一人になったことによる不安から食べるられない状況になることも分離不安の症状の一つです。

足元を舐める(自傷行為)

不安な気持ちになると解消しようと自身の足元を舐めますが、不安感が強いと炎症を引き起こすほどにまで舐めてしまうことがあります。日頃は問題がなくとも、一人になった際にこのような状態が続いていれば分離不安と考えられます。

解消法

距離感を見直す

犬の飼い主への依存が大きく関係していると考えられることから、まずは愛犬との適度な距離感を保つことが大切です。
一緒に家の中にいる際に、これまでのような常にべったりとくっついて過ごしていた時間を減らすことから始め、
家事をしている際などにはゲージの中に入れ、一人でいる時間を作ることも大切です。

環境の改善

犬がリラックスできるような、落ち着く環境を作ってあげることも効果的と言えます。
例えば好きなおもちゃやお気に入りの毛布などがあればそれらをゲージの中にいれ、
ゲージは居心地が良い場所という認識を持ってもらえれば、
ゲージの中を好きになり徐々にゲージの中でお留守番してくれるようになります。

運動をさせる

外出の前に家の中でおもちゃを投げて少し走り回らせたり、短時間の散歩にいって運動をすることで、不安や緊張を和らげることにつながります。

しかしここで注意が必要なことが、外出の前にだけ運動をさせることです。
「運動すること=飼い主が外出してしまう」と連想してしまいます。

また、1日に2、3回の激しい運動をさせることも効果的というデータもあります。つまり、運動不足であることがストレスの原因となり、結果的に分離不安につながってしまうということです。

外出時、帰宅時の対応を変える

外出時に「すぐ帰ってくるからね、待っててね」と頭を撫でたり、帰宅時に犬が興奮しているうちに「お利口さんだったね」と抱きしめるなど、このことが外出してしまうという不安感をより強くしてしまいます。

犬はとても賢いため、飼い主の行動をよく観察しています。そのためコートを羽織ったり、バックを持ったりなど外出する準備を見て留守番を連想してしまうので、身支度を犬の目の届かないないような場所で行うことや、犬がおもちゃやご飯に夢中になっている間に静かに外出するのも一つの手段です。

さらに帰宅後に発見した破壊行動や粗相などは叱らないことも大切です。犬は過去のことを叱られても理解できませんし、また叱られたことでさらに不安感を持ってしまう恐れもあります。

まとめ

分離不安のほとんどは犬の不安感やストレスからくるものですが、それぞれの家庭環境や犬の性格によっても原因は様々と考えられます。まずは原因を見つけることが大切です。分離不安はすぐに直せるものではありません、辛抱強くゆっくりと治していきましょう。また、寂しがっていることが全て分離不安とは限りません。他の病気にかかている可能性もあるので、愛犬の異変に気付いた際はすぐに専門家に相談してください!

参考サイト:いぬのきもちPetfeed翔ちゃん先生の一言コラム

kuri

kuri

将来の夢はゴールデンレトリーバーを飼うことです