かわいいワンちゃんを家族に迎え、待ちに待ったわんこのいる生活…
と思っても、一緒に住むには飼い主さんがワンちゃんに人間社会での生活を教えてあげなくてはいけませんよね?
人間社会で過ごすワンちゃんのストレスを少しでも減らすためにもしつけは非常に大切です。
動物医療や身近なものだとドックフードの進化でワンちゃんの健康寿命も延びている今、少しでも長く、楽しく過ごすために、必要なしつけについてまとめました!
まずはおすわり!の前に…
飼い主のリーダーシップ?!
さぁしつけをするぞ!と思ったらまずはお座りや伏せ、待てなどの基本的なものを教え始める方が多いと思います。
しかし、しつけはワンちゃんと飼い主の信頼度が何より大切であり、しつけを始める前にワンちゃんから、信頼できる飼い主であることを認めてもらうことが重要になってきます。
子犬の時期は見るものすべてがおもちゃであり好奇心の対象です。
噛んだり舐めたり、いろいろな行動をすることで学んでいる真最中!
すべてが初めてで、何をすれば良いのか、何をしたらダメなのかの判断すらできません。
人にとっては失敗でも、ワンちゃんにとっては経験の一つですので、怖い顔、大きな声で「ダメッ!」といっても怖がったり、反発したりと信頼を得るには遠回りになってしまいます。
ワンちゃんにとって、遊ぶことは心の栄養であり、一緒になって遊ぶことは信頼を築けるベストタイミングです。
十分に遊ぶ事が出来ないと、吠えたり、物を壊すなどの問題行動に出るほど、犬にとって遊びは大切な行動。
ワンちゃんとの日頃のスキンシップが信頼関係に繋がり、飼い主さんをリーダーとして認めてくれるようになります。
信頼関係築けてる? アイコンタクトで確かめよう!
ワンちゃんにとってアイコンタクトは目を合わせるだけでなく、”注目する”意味を持ちます。
ワンちゃんが飼い主からの呼びかけに応じ、”注目する”ということは飼い主とのパートナー関係が成り立っているのと同じ意味です。
目と目を合わせて初めて飼い主からの命令を聞く態勢になる為、アイコンタクトができていればしつけを始めることができます。
<アイコンタクトが出来ていない…>
そもそもアイコンタクトできていないワンちゃんには、アイコンタクトを教えてあげましょう。
自分の名前を憶えてきたらアイコンタクトは教え始めて大丈夫です。
ワンちゃんが自分の名前を呼ばれ、呼ばれた方へ向き飼い主さんの目をきちんと見たらきちんと褒める。
何よりも大事なのは”きちんと褒める”こと。
目を合わせることでワンちゃんに嬉しいことがあるように教えてあげてください。
さぁ、日常生活に必要なキホンのしつけをマスターしよう!
しつけで気を付けたいポイントは4つ!
1.同じ言葉を使うこと
人間にとっては同じ意味でも発音が違えばワンちゃんには違う言葉になってしまいます。
教えるときの言葉を統一してあげることでワンちゃんの理解も早くなります。
2.ルールを明確に決める
こうしたら褒める、これをしたら叱ると明確なルールを決めてあげることでワンちゃんの混乱も少なくなります。
同じことをしたのに褒められる時とそうでない時があると、どうしていいかわからなくなってしまいます。
一度決めたルールは変えずに実行することが大切です。
3.あせらない・比べない
ワンちゃんたちにももちろん個体差があり、憶えにばらつきも出ます。
しかし、ほかのワンちゃんたちと比べて感情的になってしまうと、その気持ちをワンちゃんは敏感に察知します。
焦らず、ワンちゃんと楽しみながらトレーニングしていきましょう!
4.最後は褒めのご褒美を
犬は経験によって学習する賢い動物です。
楽しい事は喜んで繰り返しますが、イヤな事は避けたいと考えるようになり、飼い主さんが不機嫌になるばかり、怒ってばかりいるとトレーニングがイヤな事になってしまいます。
怒られるのがイヤだから仕方なく従うようになってしまってはワンちゃんのストレスは相当なものになってしまいます。
大好きな飼い主さんが喜んでいる!楽しんでいる!とワンちゃんに思わせることで、それは楽しい時間に早変わり!
しつけの成功はいかに褒めるかが重要です!
しつけの第一歩!おすわりのポイント!
おすわりは犬が自然にとる姿勢の一つなので、遊びやごはんのタイミングでトレーニングも兼ねることができます。
犬の頭よりも上でおやつや、おもちゃなどの「好きなもの」を見せてやや後ろへ動かします。
すると、見上げる姿勢からお尻を床に落とします。
犬のお尻が床についたら、持っているおもちゃや、おやつを与えて、この姿勢をとるといいことがあると教えます。
ご褒美を与えた後もその姿勢をキープし、飼い主の方を見上げたら褒めてご褒美、を繰り返します。
おすわりのキープができたら、「OK]などの解除の合図を出して犬が立つように誘導しましょう。
※この時リードなどを引っ張ったりせずに犬の背後に立つなどして犬が自ら立つように誘導することが大切です。
繰り返しトレーニングするうちにおやつの量を減らし、褒める言葉のみにシフトしていきます。
言葉やしぐさだけでおすわりができるようになれば、問題行動の予防と、突発的な動きを抑制するブレーキとして大切な役割を果たす為、時間がかかっても教えておきたいしつけの基本ですね。
特に重要!待てを習得させる!
ワンちゃんが待てを覚えてくれるとワンちゃんの行動を飼い主がコントロールできるようになり、日常生活のストレスや、外でのトラブルを回避できるなどしつけの中でも特に重要なトレーニングの一つです。
おすわりや、伏せの状態をとらせる。
そのままの状態で、1秒以上動かずにいられたら「よし」や「OK」などの解除の合図を出しておやつなどのご褒美をあたえます。
少しずつ動かない時間を延ばしていく。
いきなり1分以上待たせることはできないので、1秒からはじめて、5秒、10秒とすこしづつ伸ばしていくことがポイントです。
待てはワンちゃん自身の欲求を抑え、飼い主に従って待っていた方がいいと思わせることがゴールです。
動物の欲求を抑えることはなかなかに難しいですが、根気よくトレーニングを続けていくことで、どんな場面でも待ての指示を守ることができればワンちゃん自身の身を守ることにもつながります。
覚えたかな?と思ったら
トレーニングを重ねるうちに、できてきたかな?と思ったら、日常生活に取り入れてみましょう!
日常生活の中で使う場面をすこしづつ増やしていき、ワンちゃんにルールを理解してもらいましょう。
今回は基本的な2種類のトレーニングを紹介しました。
しつけがきちんとされ、ルールを守れるワンちゃんになってくれれば、ペット可の施設に行くこともでき、楽しい時間をより共有できるようになります。
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