CAT DOG

【犬猫の意外な歴史】ある時は妖怪、またある時は神様?いつから人と仲良くなったの??

by shin | 2018.06.24 更新


今ではペットとして犬と猫は現代人から欠かせなくなった動物のわんことにゃんこ達。
そんなわんこととにゃんことはいったい、いつ頃から人と仲良くなったのでしょうか?

そして昔はどういった存在として扱われていたのか?犬や猫がペットとして飼われるようになったのはいつ頃なのか?

そんな知っているようで知らない、犬と猫と人間の歴史を遡って見てみましょう。

あなたが知らない歴史があるかもしれません

犬と猫ではどっちが付き合いが長いだろう??

さぁ犬と猫どっちの付き合いが長い!?

猫よりも犬のほうが、人間と長く付き合っていた!!

実は犬の祖先は狼(オオカミ)とされています。
人がまだ狩猟生活をしていた時代からオオカミ(犬)とは付き合いがありました。ε=ε=(ノ*・∀・)ノマテ-≡≡≡ (∪・ ω・∪

そんなオオカミは集団生活をするため社会性に優れていたこと、また優れた嗅覚や聴覚、攻撃性が狩猟にとても役に立ちました。

またオオカミ側も人間の狩猟についていけば食料が手に入るため都合がよかったのでしょう。
人間はオオカミと共に狩猟をすることでこれまでよりも大きな獲物を捕まえられるようになり、効率もよくなりました。

難しく書きましたが、簡単に言うとwin-winな関係だったということです。

そんなオオカミを長い時間をかけて家畜化したのが”イヌ”と呼ばれるようになりました。
日本ではなんと縄文時代にはすでに犬と共同生活をしていた跡が見つかっています。

縄文時代といえば、wikiによると約1万5,000年前(紀元前131世紀頃)から約2,300年前(紀元前4世紀頃)と言われているようです。

そんな昔からわんこと人間はお付き合いがあるんですねφ(..)メモメモ

※ちなみに遺伝子的にオオカミと最も近い犬はなんと日本の柴犬であるという研究結果が報告されています。

にゃんことはいつ頃から仲良くなったの!?

対して猫との付き合いは、穀物を栽培する生活になってからです。保管している穀物をネズミに食い荒らされて困ったため、猫を飼うようになったと考えられています。
野生のヤマネコを家畜化したのが現在のようなイエネコと呼ばれており、日本では、奈良時代頃に経典などをネズミから守るために猫が中国から輸入されました。
 
現在の猫も本能なのか、ネズミや虫をよく捕まえてくる子もいるようですが、猫の性格によるところが大きいようで、驚いて逃げてしまう子もいれば、ネズミと仲良くなってしまう!?猫もいるとか。

 

犬や猫は神様になってたり、妖怪になったワケ。

日本での犬と猫の昔の扱いは?

妖怪扱いだったり、神様になっていたりと、日本人はわんことちゃんこに激しいツンデレをみせているようです( ≧ ^≦*)ソ、ソンナンジャナイシッ!

犬霊の憑き物として犬神という存在をご存知でしょうか。
主に西日本で広く分布しており、呪術として今でも一部で伝わっていると言われています。都市伝説などが好きな人は、犬神憑きという言葉なら知っているでしょうか。

知らない方はとりあえず怨霊の類なんだな、と思っていただければ大丈夫です。

犬はよくないものとして認識されていたのかと思いきや、民話の中では、犬は人を助け、人と共に悪鬼と戦う存在として出てくることがあります。

有名な話では「桃太郎」がそうですね。また神社や寺院の入り口には、魔除けとして狛犬が置かれていることが多いと思います。


じゃあ猫はどう扱われてきた?

猫は10年以上生きると猫又になる、という言い伝えは猫が好きな人はほとんどの人が知っていることでしょう。

言葉が話せるようになるとも言われていますが、もし話せるようになるなら猫又になっても全然構わないという人も結構いるのでしょうか?14〜5年生きればなんと神通力も使えるようになるとか…。

(「ネФДФコ)「(カリカリよこせ) 飼い主(こいつ直接脳内に…!)
(↑筆者の、神通力を使う猫のイメージです↑)

猫は夜行性であり、瞳孔がかなり細くなることや、暗いところで目が光って見えることなどから魔性のものとも考えられていたようですが、招き猫は古くから縁起物とされていたり、猫を神様として祀っている神社は日本各地に存在しています。

日本人たちは動物に畏敬の念を抱いていたんですね。

昔の日本人達は、わんことにゃんこに対して、尊敬もしていたけれどわからないことに対して怖がっていたということですね。
個人的な見解では、昔からわんことにゃんこが人間に心を開いて近づいてきてくれていたと思いたいです。

こんなに人間に従順な犬と猫なのに、こんな歴史があるんなんてびっくりです(゚∀゚)
今はこんなに仲良しなのに!!

日本以外の海外でも神様になっているって知っていますか?

猫を初めて家畜したのは古代のエジプトだった。

中学校の教科書で習ったはず。古代の4大文明の一つのエジプト文明のハナシです。覚えてますか??メソポタミアとかインダスとか。
興味がない人は絶対覚えてませんよね(笑)そんな古代エジプト文明にもニャンコの歴史が残っています。

古代のエジプトでは、女性の体に猫の頭の女神バステトという神様がいます。この女神は家を守護し、愛と豊穣を司る神とされています。

実は猫を初めて家畜化したのは古代エジプト人と言われていて、猫はバステトの聖なる獣とされ、地下墓地に猫がたくさん埋葬されていました。

エジプトには犬の神様いた!!

また男性の体に犬の頭のアヌビスという神様もいます。こちらは崩御した王を守る神、死者を守る神として崇められていました。
これはお墓の周りを徘徊していた犬の様子を死者を守ってくれていると考えられたためとされています。

このように犬猫を神様のように扱うことに国は関係ないようです。
犬と猫を人間の関係に国境の壁はないんですね♡

人の犬猫への愛♡

ペットとしての始まりの始まりのハナシ

さてさて、犬がペットとなったのはいつ頃のハナシ?

平安時代に貴族階級で犬を飼っていたことが絵巻物などからわかっています。「枕草子」や「源氏物語」でも、宮廷でペットとして飼っていることを書いた場面がでてきます。

江戸時代の五代目将軍 徳川綱吉は別名「犬公方(いぬくぼう)」と呼ばれるほどに犬好きであることが知られています。他にも聖徳太子や西郷隆盛などは愛犬家として有名でした。

聖徳太子は雪丸という白い犬を飼っていたようで、雪丸について「人と話ができる、お経を唱えることができる」とも話していました。

そんな雪丸は亡くなる前に「達磨寺に葬ってほしい」との遺言を残したそうで、聖徳太子は実際に達磨寺に葬り、なんと石像まで作らせました。

現在でも奈良県 片岡山達磨寺には雪丸の石像があります。また平成25年6月から、このお寺のある奈良県王前町の公式マスコットキャラとして雪丸が活動しています。興味のある方は調べて見てはいかがでしょうか?

猫がペットとなったのはいつ頃?

猫も犬同様、平安時代に貴族階級で飼われていたことがわかっています。どうやら犬よりも大切に扱われていたとか。

中でも一条天皇は大の猫好きとして有名で、「枕草子」でもその様子が描かれており、猫を自分の部屋に自由に出入りさせるために官位を猫に与えたりしています。
またこの猫専用の乳母(人間)をつけていたりと、猫をとてつもなく大切にしていたことが伺えます。

さらに昔の宇多天皇は「自分の飼っている猫が他の猫よりも特別可愛い!」、というような内容の日記を残しています。

こうしてみると、今も昔もペットを飼っている人は自分が飼っているペットが一番可愛いと思っていて、それを他の人にもわかってほしかったんだな〜、自慢したいんだろうなぁと感じます。

まとめ

犬も猫もいつからペットとして飼われるようになったのか正確な時期まではわかっていないようですが、歴史を調べてみると数多くの言い伝えが残っていたり、神様として祀られていたり、方々に自慢話が残っていたりと、人と密接に関わっていたことは明確です。それはいつの時代も変わっていないようです。
 
人間が動物をそばに置くようになったのは、元々は狩猟など生活に必要なパートナーとして飼われていましたが、時代の変化によって人間が動物に求める役割が変わっていき、今では心を和ませたり、精神的な安らぎを求める存在となっています。
 
今回犬猫の歴史を調べてみて筆者としては、これから先も互いにとって良い関係でいられるように、ペットを飼っている人もそうでない人も、身近にいる動物を大切にしてほしいと強く感じました。

参考サイト
日本におけるペットの歴史
ペットのはじまり
犬と猫 人間との関わりの歴史を知ろう
ウィキペディア バステト
古代エジプト 神様バステト
ウィキペディア アヌビス
ウィキペディア 狗神
ウィキペディア 狛犬
猫神社・猫寺まとめ
犬と偉人のエピソード紹介
柴犬は狼にもっとも近い遺伝子を持つ犬種
犬はいつから人間と暮らしているの?
ウィキペディア 日本猫
「枕草子」の内容からわかる平安の猫ブーム!


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