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必見!「ペット保険」は加入すべき?損するの?選び方のポイントまとめ

by shoko | 2018.04.13 更新


ペットは長年付き合う大切なパートナーですよね。
いつまでも健康に、元気にいてほしいものです。
しかし生き物ですので、病気やケガをしてしまう可能性はもちろんあるのです。

もし万が一、病気やケガをしてしまったとき
ペットの治療費は、飼い主さんの全額負担となります。

大きいケガや病気の場合、かかる費用は膨大です。
そんなときのために、「ペット保険」というものがあります。
万一の時に備え入っておくと費用面で助かる場合があります。

しかしただなんとなく安心だからといって加入してしまうと、結果的に損をしてしまうこともあります。

では何を考えて保険を検討すればよいのでしょう?
今回は犬の保険選びについて、ポイントをまとめてみました。

ペット保険ってどういうもの?

ペット保険は人間の保険と同じく「安心料」です。

”いきなり病気やケガをしてしまい、入院費や治療費が思いもよらぬ金額になってしまった。”
そんなときに費用を補償してくれるのが保険です。
かかった費用の何割かを補償してくれるので、自己負担額が抑えられます。
大きい病気やケガの場合、入院、手術となると治療費の合計金額が20~40万円かかる場合もあります。

しかし、加入していても飼っているペットが生涯健康で大きな病気やケガがなく、少ない費用の治療で済めば
払っていた保険料は無駄になってしまいます。

そういった仕組みを理解したうえで保険を探すのがまず前提の話になります。

飼っている犬の特徴から考えよう

まずは自分の飼っている犬の特徴からかかりやすい病気やケガを知ることが大切です。
それぞれの病気やケガによりかかる費用は変わります。
飼っている間に起こる病気やケガを予測しておきましょう。

犬種や大きさ

・大型犬
【シェパード、ゴールデンレトリバー、ラブラドールレトリバーなど】
大型犬は股関節形成不全(こかんせつけいせいふぜん)になるリスクが他の犬よりもあります。
股関節が正常に形成されなかったり、変形したりすることで歩行に異常をきたします。

・小型犬
【チワワ、マルチーズ、ポメラニアンなど】
小型犬は足腰が中・大型犬より弱い場合があり、脱臼や骨折をするリスクが高いです。
また加齢にともない心臓に負担がかかりやすくなり、心疾患(僧帽弁閉鎖不全症)を引きおこす可能性があります。
僧帽弁閉鎖不全症は心臓の弁が閉じにくくなり肺に負担がかかる病気で、命にかかわります。

・耳の垂れた犬
【トイプードル、ゴールデンレトリバー、ラブラドールなど】
通気性が悪くなるので外耳炎にかかりやすくなります。
また、大型犬ですと外耳炎によるかゆさで頭を大きく振りその刺激で耳血腫を発症しやすくもなります。
耳血腫は耳の毛細血管が切れ、耳介に血や漿液(しょうえき)がたまる病気です。

・目が丸く大きい犬
【シーズー、ジャックラッセルテリア、マルチーズなど】
目が大きく長毛で毛が目に入って炎症をおこしやすいので涙やけしやすいワンちゃんは注意です。
なりやすい病気は結膜炎緑内障などがあります。

・足が短く胴が長い犬
【ミニチュアダックスフンド、コーギー、ビーグルなど】
多く知られている話ですが、足が短く胴が長い犬は腰に負担がかかりやすいため
椎間板ヘルニアになりやすいです。

・体質、遺伝的特徴
【フレンチブルドッグ、パグ、柴犬など】
ブルドッグやパグは皮ふにしわが菌がたまりやすく、皮膚炎をおこしやすいです。
また、柴犬は遺伝的にアトピー性皮膚炎になりやすい体質です。

年齢

子犬や老犬といった年齢ごとでもかかりやすい病気やケガは異なります。

・子犬
生後~1歳くらいの子犬は成犬よりも免疫力が低く、下痢や嘔吐を起こしやすい状態です。
特にワクチンを打っていない犬は、感染症にかかるリスクが高くなります。

・老犬
犬は10~13歳頃から高齢になります。高齢になると大きな病気にかかるリスクが高まります。
犬の重い病気で特に多いのがガン、心臓病、腎臓病です。
こういった病気は通院や手術入院の費用が大きくかかります。

医療費用と治療方法

これまでに紹介した病気やケガは治療にどのくらいの費用がかかり、どのように治療するのでしょうか。
費用を予測することは保険選びの計算で必要になりますし、保険のプランを決める上で治療方法も知っておくと選びやすいでしょう。
平均的な費用の目安や治療方法(通院、入院が必要か)を調べてみたので参考にしてみてください。

【股関節形成不全】
軽度の場合は内服薬での治療になりますが、重度になると手術や入院が必要です。
手術や入院をした場合は20~40万円くらいになります。

【膝蓋骨脱臼】
ケガの重さにもよりますが、軽度ですと通院で済み1回で3,000~1万円ほどかかります。
症状の度合いにもよりますが、手術をした場合はだいたい18万~50万円かかります。

【外耳炎や耳血腫】
通院して治療することが多いです。
通院の目安は4日~19日くらいで、通う回数にもよりますがトータルすると2万円~15万円くらいになります。

【結膜炎】
1回の通院で終わることが多いようです。1回あたりの費用は1万円前後です。

【緑内障】
手術と入院が必要になると25万円くらいかかる場合があるようです。

【椎間板ヘルニア】
症状の重さにもよりますが、入院や手術が必要になる場合は20~35万くらいかかります。
退院したあともリハビリが必要になるため、通院費用がかかります。

【皮膚炎】
定期的な通院が必要です。1回の通院で1,5000円くらいかかります。
平均治療期間は3カ月間で、月に3回通うと総額135,000円くらいになります。

【下痢、嘔吐(胃腸炎)】
急性ですと手術や入院が必要な場合が多く10万円~20万円くらいになります。
慢性のものは数回通院が必要で、初診で5万円、診察1回につき3,000~6,000円くらいです。

【ガン】
総額治療費はだいたい10~30万円
治療期間は1年以上の長期治療になる場合が多いです。
手術のほかに定期的な治療のために通院が必要な場合も多いです。

【心疾患】(僧帽弁閉鎖不全症
完治が難しく定期的に通院が必要な病気です。
内服薬、心臓の状態を確認するためにレントゲンなどの費用で月25,000~4万円ほど。
入院が必要になるとさらに3~5万円プラスされます。

【腎臓病】
通院の場合1回の治療で15,000円前後です。通院期間は平均的に3カ月~6カ月必要です。
急性の場合は入院治療が必要になり、1回5~10万円かかることも。

参考サイト:ペットの保険(au保険)i保険ペット保険比較研究所OSUWARI犬の医療を考える.com

保険を選ぶポイント

保険には様々な会社のプランがあります。
では一体どこを注目して考えればいいのかをまとめてみました。

保険料は高くなるのか

ほとんどの保険会社がペットの年齢が高くなるほど値段が高くなります。
当然年齢の高い犬の方が病気のかかるリスクが高まるからです。

例※を上げて説明すると
0歳の保険料が月額750円だとして、1つ歳を重ねるごとに元々の月額に+250円になるとします。
1歳で1000円/月、5歳になると2000円/月となります。
こうなると、毎年保険料を支払う額が高くなっていきます。
1歳の年にかかっていた保険料は年間で12000円、5歳の年にかかる保険料は24000円となります。
※実際にこの値段の保険会社があるわけではありません

また、犬種によっても月額の保険料は変わります。
傾向として小型犬のほうが安く、大型犬の方が高くなります。

まずは犬種別に調べ、それから何歳から何歳まで保険に加入するかを考え
保険加入期間はトータルどのくらいの保険料を支払うことになるのかを計算しましょう。
料金は保険会社によって異なるので、様々な会社の保険を見比べて判断しましょう。

通院が含まれるか、手術や入院だけか

ペットの病気やケガは重症ですとと手術や入院が必要な場合がほとんどですが
軽度のケガや病気は通院だけで済む場合があります。
そこで、保険会社では治療方法によっても保険の料金が変わることがあります。

ポイント

・通院の場合でも補償してくれるのか、
・手術や入院期間のみしか補償してくれないのか
この点を注意して保険会社を調べるようにしましょう。
多くの場合、通院が含まれている方が保険料は高くなります。

そのため自分のペットがどのような病気にかかりやすく、
そしてどのような治療方法になるのかを知っておくことが大事になります。

保険会社のサービス

保険会社によって特徴的なサービスがあります。

・急なケガや病気で、対応に困ったとき
急なケガや病気になってしまったときは、分からないことがあったり慌ててしまったり、なかなか迅速に対応することは難しいものです。
もしものときに24時間相談できる電話サービスなどの相談システムがあると便利なので、調べてみるといいでしょう。

・支払いや保険料の受取方法
最初の支払いは全額負担で、手続きをしてあとから補償金を受け取ると時間や手間がかかります。
そういった手間を省きたい方は、病院と提携していて自己負担額のみ病院に支払うという簡単な仕組みのものを選ぶのも手です。
また、手続きがスマートホンでスムーズに行えるものもあります。

ここに注意

ペット保険には、入れる年齢制限があります。
だいたい7歳~12歳までの犬が加入できます。
加入しておけば年齢制限を超えても更新ができ継続できる保険がほとんどですが、新規の場合は制限されている年齢を超えてからは加入することはできません。
飼っている犬が高齢で病気にかかるか不安な方は、早めにペット保険を調べるようにしましょう。

まとめ

保険に入るかどうか、また保険に加入するとしたらどのような料金プランに入ればよいのかを考えるポイントはこちらです。

・飼っている犬のかかりやすい病気やケガは何か
・年齢ごとにどのような病気にかかりやすいのか
・どのような治療方法になるのか
・病気を治療する費用はどのくらいになるのか
・保険に加入してから犬の生涯までトータルどのくらい保険料がかかるのか

大きな病気やけがになると治療費は膨大になります。
また通院でも定期的に通うことになればトータル費用が思わぬ額になる場合もあります。
そのような大金を一度に用意できるのかを考えましょう。
もし難しければ入っておくと安心です。

しかし、病気は予防すればかかりにくくなります。
日ごろのケアをしっかりしておけば、過剰に心配する必要はありません。
ワンちゃんの健康維持に自信のある方、また万が一大きな病気になったときも費用が用意できるという方は
保険に入ると結果的に損をする可能性があるので入らなくてもよいかと思います。

病気やケガの費用は、ペットにも私たちの生活にも関わる大事なことです。
今以上に向き合ってみて、一度ペット保険について考えてみてはいかがでしょうか。

参考サイト:アクサダイレクト いぬとねこと暮らす。わんちゃんホンポ


shoko

shoko

ピンポンパール(金魚)を飼っています。小さい生き物ながら慣れない水槽環境の維持に苦戦中…。金魚やカメくらいしか生き物を飼ったことがないですが、動物と触れ合うのは好きです。全国のいろんな動物園や水族館に行ってみたい!