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警察犬って本当にすごい!人間には絶対に真似できないお仕事で大活躍!

by shoko | 2018.04.03 更新


警察犬ってカッコイイ!!誰しもがそう感じたことがあると思います。
しかし、普段生活をしていて警察犬を見る機会はほとんどありませんよね。
私たちの知らないところで警察犬はどのような活動をしているのか、少し気になりませんか?

そこで今回は、日本で活躍する警察犬のお仕事を調べてみました!

活動その1~得意の”嗅覚”

警察と警察犬

みなさんご存知の通り、犬の”嗅覚”はとても発達していますよね。
その嗅覚は、刺激臭であれば人間の1億倍もあると言われてるほどです。
まずはその得意の嗅覚を使った活動を3つご紹介したいと思います。

足跡追及活動

足跡

足跡追及活動とは、人が残した匂いをもとに行方不明者や犯人、その遺留品を捜索することです。
例えば、事件現場からの犯人逃走経路をたどったり、認知症の方の行方不明者を探したりするのがこの活動になります。

臭気選別活動

臭気選別活動とは、保管しておいた犯人の遺留物を容疑者が判明したときなどに、その物と容疑者の臭いを嗅ぎわけて一致するか調べることです。
その結果は重要な証拠として扱う場合もあります。

余談ではありますが、
警察犬とは別に、”麻薬探知犬”として活躍する犬たちがいます。
税関のある空港や港で活動しており、貨物などに巧妙に隠されている麻薬がないかかすかな臭いを探して国内に麻薬が入ってくるのを防ぐのです。
様々なシーンで犬たちの”嗅覚”が活躍しているのですね。

捜索活動

捜索 警察犬

捜索活動とは、一定の地域内で迷子や行方不明者、遺留品などを捜索する活動です。
この活動は災害や遭難などで行方不明になった人々を助けたり、麻薬捜査時に行われます。

このように犬の”嗅覚”はさまざまな犯罪や災害現場でとても役に立っています。
これは立派な”探偵”とも言えるでしょう。犬だからと言って、けしてなめてはいけませんよ。
私たちには及ばないこの機能があるからこそ、助かっていることがたくさんあるのです。

活動その2~”素早さとパワーだってスゴイ”

これまでに説明した活動の他に、犬ならではの体を張ったお仕事もあります。
嗅覚だけではなく、”素早さ”や”パワー”を使い、私たちを守ります。

逮捕活動

逮捕活動とは、逮捕時に犯人が逃走しないように見張ったり、凶器を奪い取ったりする活動のことです。
必要であれば、犯人に噛みつく等の攻撃をすることもあります。

イメージとして、日本の現場ではないのですが体を張って活躍している警察犬の動画があります。

直接犯人へ噛みつく姿は、迫力があるとともに勇敢ですね。一見怖そうな犯人も、これにはお手上げ状態です。
自分の身も危ない中、命がけで犯人に戦っていく姿に感動です。

警戒活動

シェパード

警戒活動とは、要人を守ったり重要な施設の見回りをして警戒したりする活動のことです。
パトロールや監視を行い、未然に事件を防ぎます。

活動の訓練方法

警察犬が私たちの指示を理解したり、伝えることはけして簡単なことではありません。
警察犬たちがこのような活動ができるのは、しっかりとした”訓練”を行っているからなのです。
今回は主に2つの訓練方法をご紹介いたします。

足跡追及訓練

足跡追及の訓練ができるのは、ひと通りの服従訓練を習得した犬です。
服従訓練とは、「待て」や「立て」の命令、前進及び方向転換などの基本的な動作の訓練のことです。
場所は、芝生のようなところで行います。

  • ①犬に停座※1や伏臥(フクガ)※2を命じ待機させます。
  • ②その地点から犬の目の前で訓練士が5メートルから10メートルほど、芝生へ小刻みに足跡をつけていきます。
  • ③最終地点に遺留品を置き、足跡をつけた場所をたどって犬のいる地点に戻ります。
  • ④待機していた犬のリードを持ち、「探せ」や「嗅げ」等の命令をだしながら犬の鼻を足跡に近づけさせます。
  • ⑤足跡に鼻を近づけてきたら、足跡を指し示し先ほどの命令を繰り返して遺留品まで前進させます。
  • ⑥犬の鼻が遺留品のところまできたら、「座れ」や「伏せ」の号令を出します。
  • ※1 座らせること。 ※2 伏せをさせること。

    ①~⑥を繰り返し訓練していき、最終的に遺留品にたどり着いた所で
    自ら「座れ」や「伏せ」の動作をして私たちに告知できるようにしていくのです。

    臭気選別訓練

    臭気選別訓練は日本独特の訓練です。この訓練を確実に判定できる犬による判定結果が、刑事事件の証拠として採用されたこともあります。
    訓練には選別台という木製の板を使います。

    1. ①選別台ににおいのついた布を5枚用意し、このうちどれか一枚を遺留品と同じにおいの布にします。
    2. ②選別台から10メートル離れた場所から、遺留品と同じにおいを犬に嗅がせます。
    3. ③犬が十分ににおいを覚えたら、訓練士は犬に選別台へ前進を命令します。
    4. ④台の上の布を嗅ぎ、遺留品と同じにおいの布を選ばせ訓練士まで持ち帰らせます。
    5. ⑤この訓練も上記の動作を繰り返し、犬たちに覚えさせていきます。

    また、この訓練には「ゼロ回答選別」というテストもあります。
    遺留品のにおいがついていない布を選別台に置き、遺留品のにおいがする布がないことを何かしらの態度で犬が告知するテストです。
    このテストができる警察犬はとても優秀で、刑事事件の証拠として採用される場合があります。

    私たちの飼っている犬も、警察犬に?!

    警察犬には、「直轄警察犬」と「嘱託警察犬」の2種類があります。
    前者は警察が飼育や訓練をしているのに対し、後者は一般家庭で飼育、訓練をして試験に合格した警察犬のことです。
    嘱託警察犬は、年に1~2回行われる嘱託警察犬審査会で合格すればなることができます。

    みなさんの飼っているワンちゃんに何か才能を感じれば、挑戦してみるのもいいかもしれません。
    ぜひ、警察犬デビューを狙ってみては?



    みなさん、いかがでしたか?
    犬の能力の高さを改めて感じ、想像する以上にたくさんのお仕事をしていて驚きでした。
    警察犬たちは、これまでにも多くの方を助けてきたことでしょう。
    そして今この瞬間もどこかで活躍しているかもしれません。
    そんなヒーローたちがいてくれることに、感謝をしなければですね。

    参考サイト:ウィキペディア | JDTA日本ドックトレーナー協会 | WKHTDG.COM


    shoko

    shoko

    ピンポンパール(金魚)を飼っています。小さい生き物ながら慣れない水槽環境の維持に苦戦中…。金魚やカメくらいしか生き物を飼ったことがないですが、動物と触れ合うのは好きです。全国のいろんな動物園や水族館に行ってみたい!