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生存率0.02%!?超危険な旅、アオウミガメの赤ちゃん故郷へ帰る!!

by mew | 2020.06.19 更新


みなさんはアオウミガメの赤ちゃんがどうやって海に行き自分の
故郷へ帰っていくか知っていますか?
実はアオウミガメの赤ちゃんが故郷に帰るまでは数年ほどかかるの
です。今回はそんなアオウミガメの赤ちゃんについて調べていき
たいと思います。

水中で生活している

アオウミガメってどんな生き物?

分類

爬虫類カメ目ウミガメ科アオウミガメ属

体長

約90~110cm

体重

約150㎏

寿命

約80年

生息地

インド洋、大西洋、太平洋

主な日本の産卵地

小笠原諸島、南西諸島

アオウミガメの名前の由来

アオウミガメは体内の脂肪が緑や青色っぽかったことからその名前
が付けられたと言われています。

食性

海藻や、海綿動物やクラゲ、魚類や甲殻類が主な餌で見つけると海水
ごと丸のみします。

内臓のしくみ

水圧の違う海中を自由に泳ぎ回っているアオウミガメですが変化する
環境で丸のみした餌を消化していますがどんな仕組みになっているのでしょうか。

食堂の内側の組織の棘上の突起を調節することによって潜水しても内臓周辺の
気圧が変化しないように調節しているため一定の環境を保つことができ、餌が
しっかり消化し、逆流を防いでいます。

呼吸法

アオウミガメはウミガメ、爬虫類に分類されるので肺呼吸です。
昼間に活動しているときは長くて1時間ほど息を止められるそうです。海に面
した場所を眺めているとアオウミガメが頭を出す姿がときどき見られるみたい
です。そして眠っていて活動していないときは3時間近く海に潜り続けること
ができます。
ですが息継ぎをしないと呼吸はできないです。

アオウミガメの産卵から孵化まで

アオウミガメの産卵

メスのアオウミガメは産卵時期になると砂浜に上陸して産卵します。ですが、
上陸してただ歩き回って海に帰ってしまうこともあります。

アオウミガメの産卵シーズンは1度だけではなく、数回行われると言われてい
ます。

産卵の順序

1.産卵時期になると海中を泳ぎ砂浜に接近して海から砂浜に上がります。
2.砂浜を歩き回ってカメの体が入るくらいの穴(ボディーピット)
 を堀り、卵を産み落とす穴(卵室)を掘ります。
3.卵を産み卵室を砂で埋めます。なぜ砂で埋めるかというとそれは
卵が天敵に見つかるのを防ぐためです。その他にも適切な環境を作るため
 に必要になります。
4.ボディーピットを埋め再び海に戻っていきます。

産卵時のアオウミガメの涙

アオウミガメの産卵の時に涙を流して卵を産むと言われています。まる
で感情があるかのように泣いていますがそれには理由があったのです。

アオウミガメは体内に入った海水を定期的に排出しなければなりません。
ウミガメの目の付近には体内の塩分濃度を調節する塩類腺と呼ばれるもの
があります。これは余分な塩分を目から体外に排出する働きを行うための
ものです。

つまり、目から塩分を排出しているのです。その様子がいかにも泣いてい
るように見えていたというわけですね。

孵化までの期間

砂の中ですくすくと育つには適切な環境が必要になります。発育が可能な
温度は約24~33度で温度が高いほど孵化までの日数は短くなる傾向にあり
ます。またアオウミガメの性別も温度によって変わります。

温度が29度より低い➡オス
温度が29度より高い➡メス

砂の水分も孵化にとっては大切で成長するにあたって卵は周囲の水分を吸収します。
砂が乾燥していた李濃度の濃い海水を含んでいると卵は水分を失い死んでしまう可
能性があります。

その他にもアオウミガメの卵の成長にはさまざま環境要因が関係しているのです。

危険!!

ウミガメの赤ちゃんの旅

いよいよ出発!!

産卵から2か月後自分の入っていた卵の殻を破ります。砂の中の子ガメ達は数日
のうちに活発に動き始めて砂の中から脱出します。

砂は一緒に生まれた子ガメ達でもがきながら脱出します!孵化から脱出するには
数日から1週間ほどかかり、
中には卵や砂の中から出ることができず死んでしまう
時もあります。

前途多難、、、

いざ!海へ!!

その後海へと向かっていきます!子ガメは明るい方向に向かう習性があるので迷わず
海にたどり着くことができます。しかし海の近くに明るい街頭などがあると道に迷っ
て弱ってしまうことがあります。

その他にも海までの道のりでカニや鳥に捕まってしまったり、海に落ちているごみ
が障害物になって迷ってしまったりします。海へ行くまでが大変です!!

困難を乗り越えて

海の旅へ~


無事にたどり着いても天敵となるハタ、マダイなどの大型の魚にほとんど食べられて
しまいます。

フレンジーと呼ばれる生後直後のドーピング状態のような疲れ知らずの間に、子ガメ
達は休まず泳ぎ続け安全な外洋を目指します。

外洋に着くと生存率が高まり子ガメ達はプランクトンを食べて成長していきます。
孵化した子ガメが大人になれる生存率は1000匹に1匹、5000匹に1匹ともいわれて
います。

なぜ故郷に帰ることができるのか?

孵化してからアオウミガメの赤ちゃんは故郷に向う長い旅をします。
そもそもなぜアオウミガメの赤ちゃんは、故郷へ帰ることができるのでしょう
か?

長距離移動に正確な位置情報が必要なのは渡りや回遊をする動物の多くは目に
見えない地磁気を感じとって位置情報を得ています。
アオウミガメもこの方法で位置情報を感知していす。

海岸線の各地点には固有の磁気特性があり、これを刷り込みによって覚えて
故郷に帰るためのコンパスにしています。

子ガメが海に向かう様子

ウミガメを救う

ウミガメの保護活動

そんなアオウミガメなのですが食用や装飾用として人間の乱獲や環境汚染、
漁業用の網に引っ掛かってしまったり船のスクリューに巻き込まれてしま
う事故によって生息数が大きく減少しています。

世界的な保護活動が求められていて日本でも保護し孵化させてから海に返す
などの取り組み
がされていますがウミガメの生息数を増やす効果的な保護活
動にはなっていないのが現状です。

まとめ

いかがだったでしょうか?アオウミガメの赤ちゃんは孵化することができても
沖までたどり着き故郷まで帰ってこれるのは本当に僅かなんです。
旅の途中でいくつもの危険を乗り越えていたのです!しかも数年もの間!!
帰ってこれることが奇跡に近いことと考えるとそれそのものが感動だなと
思いました。

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mew


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